薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は1月30日、武田薬品のDPP-4阻害薬「ザファテック錠」(一般名:トレラグリプチンコハク酸塩)を審議し、承認を了承した。DPP-4阻害薬としては8成分目となるが、週1回のみの投与で効果を発揮する初めての経口血糖降下薬となる。
審議品目
▽ザファテック錠50mg、同錠100mg(武田薬品):新有効成分のトレラグリプチンコハク酸塩を含有し、「2型糖尿病」を効能・効果とする。同剤の用法・用量は、通常、成人にトレラグリプチン100mgを週1回、経口投与する。
インスリン分泌に関わるインクレチンを分解するDPP-4酵素を阻害することでインスリン分泌を促し、血糖降下作用を示すDPP-4阻害薬は、1日1~2回投与の製剤が多いが、週1回投与製剤は初めて。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。