TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

拠点病院主導で試行運用‐動き出す医療情報データベース

2015年02月09日 (月)

製薬企業と共同研究目指す

 厚生労働省の基盤整備事業で医療情報データベースを構築した拠点病院が、自主的な産学共同研究としてシステムの試行運用に乗り出すことが可能になった。製薬企業が副作用の発生等を検討したい医薬品について、品質管理の検証を終えた拠点病院のデータベースを利用し、具体的な副作用の発生頻度などを調べる。発売直後に死亡例が出た新薬などの事例を念頭に、ハイリスク薬をターゲットに想定。副作用の兆候を素早くつかみ、医薬品の安全対策につなげるため、まず拠点病院が先行して製薬企業との自主共同研究に着手し、試行運用を主導する。

 厚労省の医療情報データベース基盤整備事業は、医薬品の安全対策を推進するため、2011年度から5カ年計画でスタートした。大学病院、グループ病院の10拠点病院にデータベースを、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に情報分析システムを構築し、研究者や製薬企業が医薬品の副作用発生頻度を調べたり、分析する目的で利用し、迅速で的確な安全対策に生かすのが狙い。14~15年度に試行事業を実施する計画となっている。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
研修会 セミナー 催し物
薬剤師認定制度認証機構 認証機関の生涯研修会
薬系大学・学部 催し物
薬事日報
薬学生向け情報
Press Release Title List
Press Release Title List:新製品
行政情報リスト
登録販売者試験・日程一覧
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術