厚生労働省は、大手ドラッグストアチェーンの薬歴未記載問題を受け、全国の薬局での実態を把握するため、日本薬剤師会、日本保険薬局協会、日本チェーンドラッグストア協会の業界団体に対し、傘下の保険薬局で薬歴を適切に記載しているかどうか自主点検を行うよう通知した。3月中旬をメドに厚労省への報告を求めている。24日の閣議後会見で塩崎恭久厚労相が明らかにした。
厚労省は、今月に入ってドラッグストアチェーンの「くすりの福太郎」「CFSコーポレーション」と相次いで薬歴未記載問題が発覚したことから、全国の薬局で実態を把握する必要があると判断。関連団体に対し、自主点検を求めることにした。また、地方厚生局に対して、保険薬局の指導に当たっては、薬歴の記録を確認し、しっかり指導するよう改めて指示した。
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