日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は、社会問題化している「危険ドラッグ」をめぐり、撲滅キャンペーンを展開する。地域との密接な拠点でもあるドラッグストア店頭を通じ、危険ドラッグ撲滅を呼びかけるというもので、地域生活者だけでなくドラッグストアで働く従業員も含めた、ドラッグ業界関係者への啓発も狙いとした。同協会では『危険ドラッグ撲滅宣言』を大きく明記したポスター(厚生労働省、警察庁が監修)を作成し、会員企業等へ配布を行った。
JACDSによると、危険ドラッグによる事件や事故が相次いでいる背景もあり、協会内の防犯・有事委員会(池野隆光委員長)から昨年末に、業界としての活動の必要性が強く提案されたという。その中では、危険ドラッグの社会問題を危惧すると共に、ドラッグストアの内部や業界関係者から危険ドラッグによる事件や事故が起きることは絶対に防がなくてはならないことが指摘された。
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