厚生労働省は4日、2015年度のアルブミン等の血液製剤に用いる原料血漿の標準価格を5%引き下げる案を、薬事・食品衛生審議会血液事業部会に示し、了承された。需給計画に基づく価格設定の仕組みのもと、3年連続して原料血漿価格は引き下げられたが、昨年度に比べ約200円の増額となった。
15年度の原料血漿価格は、凝固因子製剤用が昨年度の標準価格より200円増の1リットル(L)当たり1万0950円となる。その他の分画製剤用が190円増の1万0020円となる。
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