大阪府薬剤師会は、今月中旬をメドに日本薬剤師会に報告する「服用歴記載状況の自主点検」調査票の提出を6日に締め切った。それら結果を踏まえ、薬歴を記載せずに保険調剤する行為の撲滅を目指し、研修会等で薬歴管理指導に関する会員対応を強化する。9日の定例会見で報告した。
調査票3260枚を府下の薬局に送付し、現時点で15件の薬局で不備報告があった。これに対し藤垣哲彦会長は、「薬歴管理指導料を算定するための不備と、未記載とは根本的に違う」とした上で、「調査票を精査し、全く薬歴を記載していないとしている薬局であると分かれば、日薬に報告する」考えを示した。
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