厚生科学審議会の指定難病検討会は19日、7月から医療費助成を開始する第二次実施分の「指定難病」について病名を整理し、筋ジストロフィーや先天性ミオパチーなど196疾病を対象疾病とすることを決めた。また、指定難病の要件を一部修正し、指定を見送っていた脂質代謝異常の6疾病も対象とすることにした。
今回の決定で指定難病の対象疾患は306疾病に拡大、患者数は約150万に上る見通しだ。
この日の検討会では、新たに神経疾患のペリー症候群を追加することを了承した。その上で、指定難病の要件を満たした226疾患について、症状が重複する疾病などを整理し、第二次実施分の指定難病を196疾病にまとめた。
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