各種セミナー等企画・出版の技術情報協会(東京品川区)は、21日午前11時半から「オーソライズドジェネリックの採用動向と販売戦略」と題したセミナーを開催する。オーソライズドジェネリックは、先発医薬品とほぼ完全に同じ製品をジェネリック医薬品として販売するもので、現在は一つの一般名に対して複数の製薬企業のジェネリック医薬品が存在する状況。セミナーではオーソライズドジェネリックについて経営的な側面も含め、多角的に考察する。
この中で、ネグジット総研マネジメントパートナー事業部マネージャーの山下善史氏は「保険薬局におけるオーソライズドジェネリックの採用意向」と題し、同品の発売が保険薬局の備蓄にどのような影響を与えているのか、薬剤師の意識はどう変わったかなど、同社が手がける薬局・薬剤師のインターネットパネル調査の最近の興味ある結果を紹介する。
このほか「オーソライズドジェネリックの販売戦略」と題して新隆文氏(Open Medical Consulting)と、「病院薬剤師から見たオーソライズドジェネリック~採用状況や課題など」と題して鎌田泉氏(国家公務員共済組合連合会三宿病院薬局長)が、それぞれ講演する。
会場は東京品川区西五反田の技術情報協会セミナールームで、聴講料(税別)は1人5万円(昼食・資料付き)。詳細は同社ホームページ(http://www.gijutu.co.jp/)