【新製品】主力の総合胃腸薬を処方改良して新発売 第一三共ヘルスケア

2015年04月13日 (月)
第一三共胃腸薬〔細粒〕a

第一三共胃腸薬〔細粒〕a

 第一三共ヘルスケアは、発売から半世紀を超える総合胃腸薬のロングセラーブランド「第一三共胃腸薬」の配合成分を変更し、10日から「第一三共胃腸薬〔細粒〕a」(第2類医薬品)としてリニューアル発売した。

 同社の調査では、OTC胃腸薬の服用目的として、胃もたれ・食べすぎによる症状が依然多くを占めるものの、以前と比べて食生活やライフスタイルの変化もあり、ニーズが多様化している傾向が見られるという。そこで、「第一三共胃腸薬」ブランドで最も販売数が多い同品を、時代に合わせた処方とすることで、さらなるユーザー獲得につなげる。

 「第一三共胃腸薬〔細粒〕a」は、脂肪を分解するリパーゼAP12と、糖質・蛋白質を分解するタカヂアスターゼN1が消化を助ける特徴に加え、これまで配合していた整腸作用のある有胞子性乳酸菌に代えて、新たに胃液の分泌を抑えて胃痛を鎮めるロートエキスを配合。さらに、3種の制酸剤が胃酸を中和して胃粘膜を保護し、6種の健胃成分が弱った胃の働きを高め、胃の不快感・食欲不振などにも効果を発揮する。塩分のもととなるナトリウムは含んでいない。

 税別希望小売価格は、12包700円、32包1450円、60包2350円。



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