【新製品】年齢で異なるバリア機能に着目‐皮膚外用薬「コートf」の新製品 田辺三菱製薬

2015年4月24日 (金)

「コートf」の新製品

 田辺三菱製薬では、湿疹・皮膚炎など皮膚トラブルに向けたOTC治療薬「フルコートf」を展開してきたが、今月から姉妹品として「コートfAT軟膏/クリーム」「コートfMD」(いずれも指定第2類医薬品)を新たに投入した。皮膚は年齢によって、厚さや皮脂分泌能などに違いがあり、バリア機能が異なる。同社では、大人の皮膚炎・かぶれに「フルコートf」、子供や赤ちゃんにも使え、炎症やかゆみを抑える「コートfAT」「コートfMD」というように、年齢によって異なる皮膚のバリア機能に着目した「f」ブランドの訴求に力を入れていく。

 皮膚トラブル対策に向けた「f」ブランドは、素早く(fast)、回復させる(fine)、あなたの症状や患部に合わせて(for you)という、三つの“fのチカラ”をコンセプトとする。

 同社では、乳幼児や子供の皮膚トラブルに対して母親に意識調査を行った結果、「子供に適した皮膚治療薬を望んでいるが、どの薬を選べばよいか分からない」といった声が少なくなかったという。そこで、こうしたニーズに対応するため、今回「コートf」シリーズをラインナップに加え、「特に皮膚バリア機能の発達が未成熟で、薬剤が浸透しやすい子供や赤ちゃんに、それぞれに皮膚に合わせて十分な効き目のある皮膚治療薬を選ぶことを提案していく」としている。

 湿疹・皮膚炎は、異物の刺激やアレルギー反応などによって皮膚が炎症を起こし、多くの場合、患部が赤く腫れ、ぶつぶつができ、かゆみを伴う。「コートfAT軟膏」「同ATクリーム」は、炎症を穏やかに抑える外用ステロイド・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)と、かゆみや痛みを抑えるリドカインを配合しており、炎症の悪化サイクルをしっかり止める。

 さらに、皮膚のバリア機能が低下して感染しやすくなった皮膚炎・かぶれなどの患部に付いた細菌を殺菌するイソプロピルメチルフェノール、ビタミンE誘導体であるトコフェロール酢酸エステルを配合。患部の部位や状態によって選べる2タイプ(軟膏、クリーム)の基剤があり、税別希望小売価格は各10g1280円。

 一方、「コートfMD」は、かぶれ・あせもなどの炎症に優れた効果のあるプレドニゾロン(合成副腎皮質ホルモン)と、炎症を抑えるグリチルレチン酸を主成分とし、かゆみを抑える二つの成分(クロタミトン、ジブカイン)、患部に付いた細菌などを殺菌するクロルヘキシジン塩酸塩を配合。これら成分が穏やかに作用して湿疹・皮膚炎などの炎症を鎮め、我慢できないかゆみにも効果を発揮する。

 カサカサした患部にも、ジュクジュクした患部にも使用できる伸びのよい軟膏基剤で、赤ちゃんの薄くて薬剤の浸透しやすい皮膚にも使える。税別希望小売価格は5g700円、10g1280円。

 これら新製品の広告には、「fブランド」のイメージキャラクターである女優の黒木瞳による、『イッキに治そ。ねっおかあさん。』をキャッチコピーとしたTVCMを5月下旬から放映を予定しており、「年齢によって異なる皮膚のバリア機能に合わせた、適切な皮膚治療薬選びを啓発していく」(同社)とする。




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