6月12日に講演会「持続的なオープンイノベーションを可能とするシステム構築について‐異なる組織間での連携促進の立場からの見解‐」開催 科学技術・学術政策研究所

2015年05月22日 (金)

演題

「持続的なオープンイノベーションを可能とするシステム構築について
-異なる組織間での連携促進の立場からの見解-」

講師

株式会社ナインシグマ・ジャパン
 諏訪 暁彦 代表取締役
 星野 達也 取締役 ヴァイスプレジデント
 渥美 栄司 ヴァイスプレジデント(オペレーション担当)

日時

2015年6月12日(金)14時00分~15時30分(受付開始13時30分)
ネット・ワーキング 講演終了後~16時30分

場所

文部科学省 科学技術・学術政策研究所会議室(16B)
(東京都千代田区霞が関3-2-2 中央合同庁舎第7号館東館16階)

講演趣旨

現在わが国では、科学技術イノベーション総合戦略2014において「世界で最もイノベーションに適した国」を目指すことが言及されているように、産学官それぞれの強みを発揮し、かつ連携を促進する社会の構築に注目が集まっています。

特に、近年注目を集めるオープンイノベーションでは、大学等の研究機関は、実用化を担う企業への、新たな知見・技術の提供先としての役割が期待されています。

しかし、優れた科学技術成果であっても、実用化を担う企業にとって技術導入に興味を示さないケースは多数存在します。これは、実用化の技術的困難性の問題に加え、実用化後の市場規模が低い、導入レベルに達するほど技術の改良がなされないなど、受け手の要求水準との意識差にも起因します。

また、企業の求めるニーズ(開発テーマ)に対して、大学等のシーズの方が圧倒的に多いという現実的な需給バランスが存在します。

つまり、持続的なオープンイノベーションを可能とするシステム構築において、大学等の研究機関が役割を果たすには、優れた基礎研究成果の創出に加え、受け手の企業のニーズも意識した組織的な取り組みが必要と考えられます。

本講演では、異なる組織間の連携促進に関して豊富なご経験を有する講師陣に、両者を仲介する客観的な見地から、異なる組織が連携する際の成功例、障害となりうる点、連携を促す仕組み作りに関するご見解、などについて御講演いただきます。

講師経歴

諏訪 暁彦 代表取締役
マサチューセッツ工科大学大学院 材料工学部修了
マッキンゼー・アンド・カンパニー、日本総合研究所を経て、株式会社ナインシグマ・ジャパンを設立、代表取締役社長に就任(米国ナインシグマ社取締役兼務)

星野 達也 取締役 ヴァイスプレジデント
東京大学大学院 地球システム工学科修了
ルレオ大学(スウェーデン)研究員、三井金属、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、株式会社ナインシグマ・ジャパン入社

渥美 栄司 ヴァイスプレジデント(オペレーション担当)
東京大学大学院 電子工学科修了
メリーランド大学(米国)研究員、三菱電機、ノキア、サムスンを経て、株式会社ナインシグマ・ジャパン入社

講演内容についてのお問合せ先

科学技術・学術政策研究所 第3調査研究グループ(担当:新村)
Tel:03-3581-2419
e-mail:kazuhisa.shinmura@nistep.go.jp

講演会の参加申込み先:

科学技術・学術政策研究所 第3調査研究グループ(担当:伊集)
Tel:03-3581-2419
e-mail:seminar-3pg01@nistep.go.jp

*件名に「6/12講演会」、本文に御氏名・御所属のご記載をお願いいたします。

申込み締切り

2015年6月10日(水)17時



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