高度な医学・科学的な知識を武器に、医師への情報提供を行う「MSL」(メディカルサイエンスリエゾン)に関する日本製薬医学会(JAPhMed)の調査で、約7割の製薬企業がMSLの管理体制に課題を抱えていることが、25日に都内で開催された第6回JAPhMed年次大会で発表された。また、MSLの役割や責任範囲については、内資系と外資系で2年前の調査に比べ共通化されてきたものの、内資系のMSL活用が外資に比べ、限定的であることも示された。
MSLをめぐっては、外資系企業が先行する一方、内資系でもメディカルアフェアーズ(MA)部門の設置が進んでおり、本格的な普及に向けた過渡期を迎えている。
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