◆昨年度と今年度に国が予算化し、全都道府県で進められてきた薬局を活用した健康情報拠点推進事業。その取り組み成果を踏まえ先月末にはその「あり方」が取りまとめられ、薬局の呼称を「健康サポート薬局」とすることも決まった
◆その中で、薬局、薬剤師として24時間や在宅などへの対応は、超高齢社会の中で新たな守備範囲として期待されているところであろう。ただ、それ以外の要件については、今さら国が規定しなければならないことなのかと強く感じる
◆一概に薬局と言っても門前調剤中心型、ドラッグストア併設型、地域の一般店型など多くの店舗形態が存在する。もはや薬局を「十把一絡げ」に論ずるのが難しいという現場の実態もあるだろう。そこで勤務する薬剤師もそうかもしれない
◆「健康サポート薬局」の究極の姿は、患者側から見た「私のかかりつけ薬局」なのだろう。また、それを担保するのが顔の見える薬剤師の存在だ。「健康サポート薬局」の成否は、「機能」よりも「人」が重要なポイントになるという気がする。
「私のかかりつけ薬局」へ
2015年10月26日 (月)
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