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独居老人に食生活の乱れ

2015年10月23日 (金)

◆日本能率協会総合研究所が実施した60~79歳の高齢者を対象とした食生活の実態と意識調査で、ひとり暮らしの高齢者の食生活の乱れが深刻化していることが分かった。同調査は夫婦のみ、子供家族と同居、ひとり暮らしの3タイプの高齢者500人に聴取。また、比較対象として、ひとり暮らしの20代男女200人にもアンケート調査を行ったもの
◆その結果では、子供家族と同居する高齢者は8割以上が「栄養バランスが取れている」と感じているのに対し、独居老人では半数が「栄養バランスが取れていない」と自覚していなかった。独居老人は、特に、「タンパク質」「食物繊維」「鉄分」「カリウム」「カルシウム」の栄養素不足を感じているようだ
◆栄養バランスの乱れの原因となる食生活の特徴では、独居老人に「孤食」「メニューの偏り」「食事時間の不規則化」が目立ち、20代ひとり暮らしの若者に類似する“若者化”の傾向があった。保険薬局には、ぜひ、これらの調査結果も生かした地域の健康サポートを展開してほしい。



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