佐藤製薬は、肝臓水解物にウルソデオキシコール酸を配合した滋養強壮剤「レバウルソシリーズ」の新製品として、肝機能と腎機能をサポートする6種類の生薬を配合した「レバウルソドリンクG」(第3類医薬品)を、今月から新発売した。服用しやすい梅風味のドリンクで、特に飲酒による疲れを“翌日に残したくない”人にお勧めの製品。同社では、飲酒の機会が増えていくこれからのシーズンに向け、ドリンクタイプ、錠剤タイプが揃った「レバウルソ」ブランドのオフィシャルサイトも立ち上げ、Webも活用したプロモーションでブランド認知拡大を図っていく。
レバウルソシリーズは、肝臓水解物600mgにウルソデオキシコール酸50mgを配合した、疲れた日々の健康管理にお勧めの錠剤タイプの「レバウルソ」、肝臓水解物200mgにウルソデオキシコール酸15mgを配合し、これからという時にお勧めの「レバウルソドリンク」(いずれも第3類医薬品)で展開してきた。
肝機能改善薬として医療現場で使用されている、肝臓水解物とウルソデオキシコール酸をダブルで配合することで、アルコールの代謝や脂質の消化を助け、滋養強壮、胃腸障害時の栄養補給に効果を表すのが同シリーズの特徴となっている。
今回、新たに加わった「レバウルソドリンクG」は、1本(50mL)中に、肝臓水解物200mg、ウルソデオキシコール酸15mLのダブル配合に加え、肝機能や腎機能をサポートする6種類の生薬エキス(ブクリョウ、クコシ、ゴミシ、オウセイ、エレウテロコック、サンシュユ)を配合。さらにタウリン1000mgなども加えている。税別希望小売価格は700円。
同社では「新製品を投入し、より一層充実したラインナップでユーザーニーズ、そして店頭展開にきめ細かく対応できるようになった」として、レバウルソのオフィシャルサイト(http://www.liverurso.jp/)を開設し、ブランド認知拡大への取り組みを始めた。この中では、クマのキャラクターを活用しているのが特徴。
ウルソデオキシコール酸は、動物性生薬の熊胆(ゆうたん)の成分が起源となっている。現在では、その有効成分だけを製剤化したものをウルソデオキシコール酸として、消化機能や肝機能を改善したり、胆汁の分泌を促進する利胆薬などとして幅広く利用されている。
そこで今後は、クマのキャラクターを活用した駅構内の大型ボード広告やJR車内ステッカー、雑誌広告などで製品訴求を行っていくという。