日本医療研究開発機構(AMED)は来年1月25日13時から、東京有楽町の東京国際フォーラムで、「2015年度AMED再生医療公開シンポジウム」を開く。再生医療分野において、世界トップクラスの研究者が研究内容を紹介する内容で、これまで文部科学省、厚生労働省、経済産業省が別々に行っていた再生医療に関する事業を一堂に集め、基礎研究から臨床応用までを産業化の視点も加えて議論する。定員は先着順で1000人。プログラムは以下の通り。
事業説明
再生医療の実現化ハイウェイ構想について―齋藤英彦(再生医療の実現化ハイウェイ構想プログラムディレクター/再生医療実現拠点ネットワークプログラム・プログラムスーパーバイザー/国立病院機構名古屋医療センター名誉院長)
講演
iPS細胞がひらく新しい医学―山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長・教授)、iPS細胞を用いたパーキンソン病治療に向けて―高橋淳(京都大学iPS細胞研究所副所長・教授)、関節軟骨再生:基礎から臨床へ―越智光夫(広島大学大学院医歯薬保健学研究院教授)、社会に行きわたる医療を目指した再生医療関連産業化―阿久津英憲(国立成育医療研究センター研究所生殖医療研究部部長)、再生医療における倫理―田代志門(国立がん研究センター研究支援センター生命倫理室長)
パネルディスカッション
講演者と畠賢一郎氏(再生医療実用化研究事業プログラムオフィサー/ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング取締役常務執行役員研究開発本部長)
申し込みは、今月30日からウェブサイト[http://www.amed.go.jp/news/program/RMsympo2015.html]で受け付ける。また、東武トップツアーズ内の事務局[TEL03-5348-3896、FAX同3798、eメール:saisei2015@tobutoptours.co.jp]でも受け付ける。