東京商工リサーチ調査
信用調査会社の東京商工リサーチは、病院・診療所と調剤薬局の業績動向調査をまとめた。それによると、調剤薬局の赤字率は14.1%と、病院・診療所の半分にとどまったが、前期に比べて赤字率は2.6ポイント上昇しており、人件費の増加や過当競争などで収益環境が悪化していることが明らかになった。
調査は、同社の企業データベースから、売上高と利益が3期連続で判明した672社の調剤薬局、2万5179社の病院・診療所を対象に分析を行ったもの。その結果、調剤薬局672社の総売上高は6.6%増の1兆7042億円と、前期に比べて増収率は鈍化したが、2期連続で増収を確保した。
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