“◆東京都教育委員会はこのほど、都内の公立学校における栄養教諭の導入に関する基本的考え方をまとめた。学校給食の管理、食に関する指導など専門的事項について高い指導力を持つ栄養教諭を配置し、各校の食育リーダーに対する情報提供、助言等を行うことで、地区(区市町村)内の公立学校全体における食育のさらなる推進を図ることを目的とする
◆全国における栄養教諭配置数は、4月現在で974人であり、配置または配置予定がないのは東京都と静岡県のみだったという。都では昨年来、検討プロジェクトチームを設置し、検討を続けてきた
◆もちろん資格要件は栄養教諭免許を取得していることだが、学校給食や食に関する指導について「教職員に対する指導・助言ができる能力」も求められるようだ。都では来年度をメドとして複数のモデル地区を設置。その後は計画的に全区市へ導入していくという
◆現在、学校薬剤師らが中心となり医薬品の適正使用、薬物乱用防止などの授業も行われているが、現場では学校関係者の理解を得ることなどで苦労も多いようだ。ぜひとも“薬育”の枠組みについても、積極的な検討を望みたい。”
食育も“薬育”も
2007年10月29日 (月)
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