中央社会保険医療協議会の診療側と支払側委員は25日の総会に、次期診療報酬改定の個別課題についての意見を提示した。
支払側は、薬剤服用歴管理指導料について、求められる要件に即して評価の適正化を図ると共に、かかりつけ薬剤師の本来業務と捉え、「個別に加算で評価するのではなく、かかりつけ薬剤師の包括的な評価とすべき」と主張した。
調剤報酬については、▽服薬情報の一元的・継続的把握▽24時間対応・在宅対応▽医療機関等との連携――といった、かかりつけ薬剤師・薬局に求める機能・要件等を診療報酬上、明確にした上で、かかりつけ薬剤師が医師と連携して患者の服薬状況を一元的・継続的に把握する業務を評価する報酬体系にすることを要望。
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