医薬分業のあり方を含め、薬局・薬剤師に対するバッシングの嵐が吹き荒れた1年だった。ただ、2025年をにらんだ地域包括ケアシステム実現のためには、薬局の役割も大きく、その現れが「健康サポート薬局」や「患者のための薬局ビジョン」だ。
一方、新たな日本再興戦略では製薬産業は重要な柱の一つとして位置づけられ、様々な施策が動き始めている。治験データ改ざんという不祥事もあった。恒例の薬業界10大ニュースを選んでみた。
- 診療報酬改定率決まる‐本体0.49%増と微増確保
- “患者のための薬局ビジョン”公表‐「かかりつけ」への再編明記
- 10年後見据え、新たな出発‐日本OTC医薬品協会がグランドデザイン
- 健康サポート薬局、地域住民を支援‐25年までに約1万軒想定
- 薬剤師国家試験、合格基準を改訂‐「足切り要件」緩和
- 医療研究の司令塔「日本医療研究開発機構」発足‐創薬等に一元化予算を投入
- 医薬品産業強化へ総合戦略‐事業転換やM&A等も提起
- 再生医療が大きく進展‐医薬品医療機器等法施行後初の保険収載
- 医療用医薬品の流通改善に関する懇談会が8年ぶりの新提言‐単品単価と負担の公平性に言及
- 治験データ改ざん相次ぐ‐失墜した信頼回復が急務
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