厚生労働省の森和彦大臣官房審議官は19日、大阪市内で講演し、日本製薬工業協会がこのほど発表した「製薬協産業ビジョン2025」で示した「先進創薬で次世代医療を牽引する」という姿勢について、「その意気込みや良しということでぜひ応援したい」と言及。様々な薬事行政施策によって、新薬開発を支援する考えを強調した。
昨年9月に厚生労働省が発表した医薬品産業強化総合戦略について森氏は、ジェネリック医薬品の使用を加速化しつつ、イノベーションの推進にも取り組む同戦略の「無理難題的なものの言い方がどう捉えられるか」を危惧したと言及。その中でも「新しいものをつくっていこうと言わせてもらいたい」と述べ、新薬開発の支援にも力を入れる厚生労働省の姿勢を改めて示した。
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