
杉本OTC薬協会長
日本OTC医薬品協会は1月27日、都内で新年記者会見を行い、杉本雅史会長(武田薬品)は「スイッチOTC化(検査薬含む)の加速と充実」や「ビタミン含有保健剤(医薬部外品)の製造販売基準の見直し」など2016年度の重点活動項目を説明した。また、昨年5月に公表したOTC医薬品産業グランドデザインについて触れ、「グランドデザイン公表後、ただちに事業活動戦略会議のメンバーを各アクションプランの遂行責任者に決定し、実務担当組織と協議・連携を図る体制を整え、行程表に沿って取り組んでいる。政府や厚生労働省をはじめとする関係官庁にも様々な施策の実行を働きかけている」とした。
16年度の重点活動は、▽スイッチOTC化(検査薬含む)の加速と充実▽ビタミン含有保健剤(医薬部外品)の製造販売基準の見直し――に加え、▽セルフメディケーション推進税制の施行に向けた的確な対応▽地域包括ケアシステムの支援▽適正な宣伝・広告活動の推進▽インバウンド対策▽政府・PMDAと協業によるアジアでの各国OTC薬事規制の標準化に向けた支援――の7項目。
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