薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は2月26日、中外製薬のトシリズマブ(遺伝子組み換え)など4件を希少疾病医薬品に指定することを了承した。
▽トシリズマブ(中外製薬):予定する効能・効果は全身性強皮症。同疾患は皮膚や内臓臓器の線維化、末梢循環障害などを特徴とし、指定難病に指定されている。
全身性強皮症には、肺線維症に対するシクロフォスファミドが治療薬として承認されているが、悪性腫瘍の誘発など安全性に関する懸念があるため、投与期間が1年に制限されている。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。