医薬品医療機器総合機構(PMDA)と広島大学は4日、包括的連携協定を締結したと発表した。広島大が実施する臨床研究などを共同で実施していくほか、大学院と連携してPMDAと人材交流を図ることにより、生物統計学や薬物動態学などの専門性の高い人材を育成することを目指す。同協定の締結は、国立がん研究センターに次いで2番目となるが、大学との締結は初めて。
今回の協定の締結により、広島大が実施する臨床研究や大学病院での調査、研究をPMDAと共同で行い、医薬品・医療機器などの適正使用を進めていくほか、広島大の教育プログラムや大学院と連携することで、PMDAの職員もプログラムを受講できる研修を実施する。こうした人材交流を進めることにより、生物統計学、薬物動態学、医工学などの専門性の高い人材を育成していきたい考えだ。
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