内閣府は14日、「科学技術イノベーション総合戦略2016」の素案を専門調査会に示した。1月に閣議決定した第5期科学技術基本計画と連動させ、2016年度と17年度の重点的な取り組みを位置づけるもの。特に、第5期基本計画で新たに打ち出した概念として、情報技術など複数の技術を組み合わせ、新たな製品やサービスを生み出すための研究「Society(ソサイエティー)5.0」を初年度から強力に推進すると共に、人工知能(AI)関連の取り組みも強化する。
素案では、「ソサイエティー5.0」の深化と推進、若手をはじめとする人材力の強化、大学改革と資金改革の一体的推進、オープンイノベーションの推進による人材、知、資金の好循環システムの構築、科学技術イノベーションの推進機能の強化の5項目に重点的取り組んでいく方針を示した。
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