そーせい英子会社「ヘプタレス・セラピューティクス」と米バイオ企業「カイマブ」は、癌免疫療法領域で複数のG蛋白質共役受容体(GPCR)をターゲットとした新規抗体薬の研究開発・商業化に関する共同開発契約を結んだ。
GPCRは、自然免疫系、獲得免疫系の細胞に幅広く発現しており、新規癌免疫抗体治療薬の標的となり得る重要なチェックポイントにも関与していることが知られている。ヘプタレスは、安定したGPCRを作製する独自技術を保有する一方、カイマブは、抗体医薬の研究開発に重点を置くバイオ企業で、抗体免疫により産生するヒト抗体が最大限に多様化するようデザインされた抗体探索技術を強みとしている。両社が提携し、GPCRを標的とした癌免疫療法薬を開発することになった。
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