「バファリン」ブランドから服用しやすい顆粒タイプ発売 ライオン

2007年11月30日 (金)

ライオンの「バファリン顆粒」
ライオンの「バファリン顆粒」

 ライオンは、発熱や頭痛に早く効いて、胃にもやさしい顆粒タイプの解熱鎮痛薬「バファリン顆粒」を新発売した。今夏にバファリンの事業権をブリストル・マイヤーズスクイブから取得し、独自開発や販売が可能になったが、同品は事業権取得後の第一弾商品。ライオンが有する微粒子コーティング技術により、顆粒タイプの不満点である苦みをなくし、服用しやすいのが特徴。

 同社が今年行った解熱鎮痛薬のユーザー調査では、効き目の早さ、のみやすさが求められると共に、顆粒タイプの解熱鎮痛薬に対しては、多くの人が「効き目が早い」ことと「苦い」という両方のイメージを持っていた。

 「バファリン顆粒」は、独自の微粒子コーティング技術により、有効成分アセチルサリチル酸が口中でなく、胃の中で素早く溶け出す。さらに、制酸成分ダイバッファーHTが胃への負担を緩和して、有効成分の吸収を助ける。同技術により、有効成分の苦みがマスキングされており、爽やかなシトラス味で服用しやすい。

 成人(15歳以上)は1回1包を1日2回を限度として服用する。携帯性にも優れたスティックタイプで、急な頭痛等にも対処しやすい。さらに、眠くなる成分は含んでいないなど、「ビジネスシーンなど様々な状況で服用できるメリットをアピールしていく」(同社)とする。税抜き希望小売価格は10包680円、20包1160円。



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