欧州製薬団体連合会(EFPIAジャパン)のバイオロジクス委員会は、日本のバイオ後続品における政策に対して、「バイオ後続品の開発・使用促進を強化するよりも、バイオ医薬品そのものの開発を振興させるべき」との声明を発表し、先行するバイオ医薬品の創出を脅かすものであってはならないとの立場を示した。薬価については「現行の方式を維持すべき」と主張した。
バイオ医薬品の多くが2015~20年にかけて特許切れし、バイオ後続品の開発が今後活発になることが予想される。同委員会では、バイオ医薬品が低分子医薬品と異なった品質特性を持つことを踏まえ、開発や承認審査、上市後の留意点を考える必要があると判断し、今回声明を発表した。
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