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ジカウイルス感染症防止を

2016年08月01日 (月)

◆ジカウイルス感染症(ジカ熱)が、中南米を中心に拡大している。ジカ熱は、感染者の8割に症状が現れず、発症してもほとんどの場合は軽症で済む。だが、妊婦がジカ熱に感染すると胎児が小頭症になる可能性があり、妊婦以外でも、稀にギラン・バレー症候群を惹起する
◆今夏は、リオ五輪・パラリンピックなど、流行地域での人の往来が増加し、日本にジカウイルスが持ち込まれる可能性がある。国内でのジカウイルス感染拡大防止の大きなポイントは「蚊に刺されない、蚊を発生させない」ことだ。蚊に刺されないためには「素足でのサンダル履きを避ける」「蚊が近づかない白などの衣類を着る」「肌を露出しない」などが必要だ。また、蚊の発生防止のために家の周囲を点検し、不要な水溜まりをなくしてヒトスジシマカの発生を抑えなければならない
◆内閣府政府広報室では、これらの対策や、流行地域へ行く場合の留意点をホームページで発信している。街の薬局も、これらの情報を提供し、ジカウイルス感染症防止に努めてほしい。



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