来年3月9、10日に京都で「薬物送達・薬剤学に関する国際シンポジウム―歴史を越えて」

2016年09月26日 (月)

 薬物送達・薬剤学に関する国際シンポジウム―歴史を越えて(International Symposium on Drug Delivery and Pharmaceutical Sciences:Beyond the History:ISDDPS):2017年3月9、10の両日、京都市の京都リサーチパークで開催される。同シンポジウムは京都大学大学院薬学研究科の橋田充教授の定年退職を機に企画されたもので、同大の高倉喜信教授(病態情報薬学)、山下富義教授(実践臨床薬学)が共同議長を務める。

 薬剤学は薬物の物性・体内動態に基づき最適な製剤設計、投薬設計を実践するための基礎科学として発展し、医薬品の有効性、安全性の改善、患者個別化医療に貢献している。さらに、バイオ医薬品、再生医療など先端医療の進歩と相まって、薬剤学・DDS研究の専門化および高度化がますます進んでいる。

 今後のさらなる発展に向けては、次世代を担う若手研究者がこれまでの研究の歴史を理解し、これまで培われてきた技術や思想を体系的に理解し、さらに継承・発展につなげることが重要となっている。

 同シンポジウムでは、薬剤学・DDSおよびその関連領域の第一線で研究を牽引してきた国内外の研究者を招請し、活発な議論を展開していく。

 詳しくは、京大大学院薬学研究科薬品動態制御学分野内ISDDPS事務局(TEL075-753-4545、e-mail:isddps@dds.pharm.kyoto-u.ac.jp、URL:http://dds.pharm.kyoto-u.ac.jp/isddps)まで。



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