大正製薬は、解熱鎮痛薬「ナロンエース」を飲みやすい錠剤サイズに改良すると共に、パッケージデザインも一新し、「ナロンエースT」(指定第2類医薬品)として新発売した。また、リニューアル発売に伴い、新CMキャラクターに女優の榮倉奈々を起用した。
「ナロンエースT」は、イブプロフェンとエテンザミドの二つの鎮痛成分に加えて、この鎮痛効果を高めるブロモバレリル尿素と無水カフェインの働きにより、つらい頭痛・生理痛に優れた効き目を表す。また“ナノハイドロコーティング”(イブプロフェンの速溶技術)により、錠剤が素速く溶けて広がるのも特徴。
今回、これまでの有効成分の含量は変えることなく、錠剤のサイズを小さくし(直径は9mmから8.5mm、厚みは5.9mmから5.7mmに)、効き目はそのままに、より服用しやすい錠剤に改めた。これと共に、パッケージのデザインを一新し、またスリム化することで、外出時に持ち運ぶ際にも便利になった。
成人(15歳以上)1回2錠を1日3回まで服用する。税別希望小売価格は、24錠820円、48錠1600円、84錠2730円。
新たなCMキャラクターには、「幅広い世代で認知率や好感度が高く、健康的で明るいイメージを持っている女性である」(同社)ことから、テレビや映画などで活躍中の榮倉奈々を起用した。新TVCMの放映は今月下旬の予定で、CMその他のメディアを通じて、頭痛・生理痛で悩んでいる人たちに「ナロンエースT」の効き目の良さを訴求していく。