◆第一三共ヘルスケアが全国の30、40代の男女5000人を対象に実施した「肩こりと腰痛に関する意識調査と実態調査」によると、肩こりは73.5%、腰痛は67.0%が国民病と答えている。都道府県別では、肩こりは奈良、徳島、大阪に多く、沖縄が最も少ない。腰痛は秋田、鹿児島、佐賀に多く、最も少ないのは愛媛だった
◆沖縄では、症状が出れば「パソコン利用時間の短縮」「貼付薬の使用」などすぐに対処する傾向があり、ストレス度が低く、幸福度は高い。愛媛も貼付薬を使う人が多い。外用薬への期待のトップは「高効果」で、重症の肩こりでは「速効」も重視されている
◆腰痛・肩こりの対処では、貼付薬以外にもビタミンB群の摂取や、食事療法、マッサージなどが考えられる。とはいえ、3割以上が肩こり・腰痛の原因を理解せずに、8割は症状が出ても放置している。これら実態調査結果から、顧客に原因を理解してもらい、個々に合った対処法を見つけ出す相談窓口となるのも、健康サポート薬局の重要な役割の一つだ。
肩こり、腰痛は国民病
2016年11月04日 (金)
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