エーザイは、米バイオジェンと共同開発中の経口βサイト切断酵素(BACE)阻害剤「E2609」について、早期アルツハイマー病(AD)を対象とした米国第III相試験「MISSION ADプログラム」の症例登録を開始した。日本と欧州を含むグローバル治験への拡大は、各当局と相談中としている。
MISSION ADプログラムは二つの試験で構成。最初の試験となる「MISSION AD1」(301試験)は、バイオマーカーで早期ADと判定した1330人を対象とした多施設共同プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験で、「E2609」群1日50mgを1用量として24カ月間投与し、「E2609」の有効性・安全性を評価する。主要評価項目は、臨床的認知症重症度判定尺度(CDR-SB)を検討する。
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