◆中間決算説明会で、スーパーマーケットを中核とする某小売企業トップは「これからは地域一番店でないと生き残れない」「スーパーやドラッグストアもこの流れにある」と指摘する
◆同社長曰く「かつてのチェーンストアのロジックでは人口増が絶対的背景にあった。しかし、少子高齢化の今の時代、特にローカル立地で展開する企業にとってこのロジックではダメ」。問題は何を強みに(売りに)するかということ
◆マーケティングの面から「地域一番店」を考えれば最も売上や客数が多いとか、品揃えが豊富だとか、商圏内でのシェアが尺度となろう。いずれにせよ、消費者にとって買いやすい、魅力のある店であるのは間違いない。競合店としては、その強みの部分を切り崩すために鎬を削ることになる
◆単なる物販店として捉えれば、ドラッグストアも他業態と重複する商材は多く、価格のみが勝負となってしまう。だが医療知識も備えた専門家がいる“健康拠点”となり得る可能性は、他業態が羨む特徴ということを再認識する必要があろう。
何を強みにするか
2016年11月16日 (水)
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