日本新薬は21日から、肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療剤「ウプトラビ錠」(一般名:セレキシパグ)の販売を開始した。
同剤の発売で、既発売のエンドセリン受容体拮抗薬「オプスミット錠」、ホスホジエステラーゼ5阻害薬「アドシルカ錠」と共に、異なる3種類全ての作用機序のPAH治療剤を販売するようになり、この領域での存在感がさらに強まった。
同剤は、同社が創製した世界で初めての経口投与可能な選択的プロスタサイクリン受容体。国内における販促活動は、共同開発先のアクテリオンジャパンと日本新薬が共同で行う。