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患者のことを想いながら

2016年12月16日 (金)

◆ある薬剤師との雑談。その人は、慢性的な腰痛が我慢できなくなり入院し、全身麻酔で9時間半の手術を受けた。その影響か、1年以上も気分がすぐれず、何をするにも億劫な状態が続いているという
◆また、入院中はすごい痛さに襲われた。「病室の窓が半分も開かないことがなんとなく分かった」と話す。あまりの痛さに我慢できず、衝動的に窓から身を投げてしまいかねないからだ。これが本当の理由かどうか分からないが、そんな痛みを経験したことないわが身には、「なるほど、そんな痛さがあるんだ」と納得してしまう
◆入院中は医師をはじめ看護師、薬剤師、作業療法士などなどいろいろな職種の人たちが枕元に訪れる。そうした人たちは、気分が楽になるように声をかけてくれるが、薬剤師は薬の説明をするだけで何の愛想もなく病室を出て行ってしまうという
◆薬学教育6年制になり、コミュニケーション能力の重要性が言われているが、現場ではこんな状況もある。自分自身の対応を客観的に見ることも、たまには必要だと思う。



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