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【2017年年頭所感】“あるべき姿”追求し続ける‐全薬協会長

2017年1月10日 (火)

全日本医薬品登録販売者協会会長 杉本雄一

杉本雄一氏

 全薬協は、登録販売者自身により自主的に結成された全国規模の公益社団法人です。

 医薬品販売制度が創設されてから8年の歳月を経過し、現在登録販売者の数は、2016年度試験合格者を加えると20万人を超過したと思われます。

 登録販売者の職能給が、低迷している中、ここまで急激に膨張した登録販売者数は、まだ、求人需要を満たしていないのでしょうか。明確なのは、この間、登録販売者数の増大因子だけが、ひたすら強化されてきたことです。

 まず、登録販売者試験は、地方自治体ごとに実施され、合格率に地方自治体間での極端な差異があります。

 合格後は受験地以外の職場で就労可能であることから、合格率の良い土地での受験が可能であることや、試験問題の累積が進んだ結果、その傾向分析による対策の容易化が進行したこと、「登録販売者試験の受験資格としての実務経験」が不要にもなったことなど、いずれも登録販売者数の増大因子として機能しています。

 登録販売者が、市民の健康の保持・増進に密接に関係し、重い社会的責任を負う専門職能であるにもかかわらず、その職能に対する処遇は低迷しています。そうした環境下において、登録販売者数を毎年、数万人規模で増大させ続けたのでは、資質の確保・向上に向けての意欲も、国民・市民の医薬品等の適正使用啓発活動などに対する意欲も削がれ、試験合格者でありながら、就労しない人々を大勢作ることになるでしょう。

 このままでは、登録販売者に対する社会からの信頼が損なわれるおそれが大です。全薬協としては、登録販売者制度に込められた理想と現実を踏まえて、これからの登録販売者が進むべき道についての提示を続ける方針です。

 登録販売者のあるべき姿につき、その仲間たちがともに考え、努力し、実行する団体。それが、全薬協です。

 また、これまで登録販売者の職能に応じた最長・最適の実績を有する外部研修実施機関として、登録販売者の質の向上のための研修の専門性・客観性・公正性の確保・充実に努め、登録販売者の資質と社会的地位の向上のため、その中心となって活動を積み上げてきました。

 今後も、その一層の充実強化のため邁進いたします。




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