中外製薬は、抗PD-L1抗体「アテゾリズマブ」(一般名)の国内承認申請を行った。「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」に対する抗PD-L1抗体としては初の国内申請となる。
アテゾリズマブは、癌細胞や腫瘍浸潤免疫細胞に発現するPD-L1と呼ばれる蛋白質を標的としたモノクローナル抗体。T細胞の表面上に見られるPD-1、B7.1の双方と結合し、T細胞の働きを阻害するPD-L1がこれらの蛋白質との結合を阻害することでT細胞が活性化され、腫瘍細胞を効率的に検出し攻撃する。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。