フォレストホールディングスは8日、同社グループで医療用医薬品卸事業等を展開するアステムの代表取締役社長に4月1日付で吉村次生副社長が就任すると発表した。現・代表取締役社長の吉村恭彰氏は代表取締役会長に就任する。
来期はフォレストグループとしての中期3カ年経営ビジョン「2015―2017中期経営計画“ReBORN”」の最終年度でもあり、18年度からスタートする新中期経営計画を策定する重要な年と位置づける。今回の新経営体制のもと事業を進化させ、持続的な成長と企業価値の向上を目指す考え。一方、吉村恭彰氏はグループ持ち株会社のフォレストホールディングス代表取締役を兼務しているが、4月以降はグループ経営に専念するためアステムの会長として、全体最適の視点から経営を支援する。
吉村次生氏は、1956年5月年まれの60歳。79年3月に慶應義塾大学法学部卒業、85年3月同大学院経営管理研究科修士課程修了。製薬会社勤務を経て83年4月吉村薬品(現・アステム)入社。98年4月取締役医薬営業副本部長、03年10月代表取締役専務営業本部長、05年4月代表取締役副社長(現任)、09年フォレストホールディングス代表取締役副社長(現任)