
アステラス・アムジェン・バイオファーマは、元バイオジェン・ジャパン社長のスティーブ・スギノ氏を新社長に内定したと発表した。入社日である24日から社長業務を開始し、6月に開催予定の取締役会の決議を経て正式に就任する。現社長のマーク・テニソン氏は、米アムジェンの新たな役職に就任予定となっている。
スギノ氏は47歳の日系米国人。金融機関などの勤務を経て、98年に米イーライリリー入社。糖尿病事業部や中枢神経系領域製品の後期グローバル試験責任者、サノフィ日本法人執行役員糖尿病ビジネスユニット、バイオジェン・ジャパン社長などを歴任した。日米も含めたグローバルの実績から新社長に抜擢された。