バイオジェン・ジャパンは、アステラス・アムジェン・バイオファーマの社長に内定しているスティーブン・スギノ元社長の退任に伴い、研究開発本部長の鳥居慎一氏が21日付で新社長に就任した。グローバルの神経疾患・神経変性疾患に特化したパイプラインを国内でも開発していくに当たり、研究開発に重点を置いたトップ人事となった。
鳥居氏は、1960年生まれの56歳。岐阜薬科大学を卒業後、東京大学大学院分子生物学の博士号を取得。ヤンセンファーマやセルジーン、オリンパスなどの勤務を経て、14年にバイオジェン・ジャパンに入社した。