TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【流改懇】単品単価契約の定義見直し‐賛否両論で意見集約できず

2017年05月24日 (水)

 厚生労働省は19日、医療用医薬品の単品単価契約の定義を見直す案を「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」に示した。組成、剤形区分・規格が同じものとして薬価収載されている銘柄について、1品ごとの価格交渉でない総価契約の場合も単品単価契約と見なし、価格交渉の増加に伴う当事者の負担軽減を狙ったものだが、委員からは肯定、否定意見が出たことから、今回の会合での了承は見送ることを決定。改めて関係団体と意見調整を行うことにした。

 これまで単品単価契約は「1品ごとの価格で交渉・合意し、契約を交わすこと」と定義されていたが、今回の見直し案では、現在の定義に加え、組成、剤形区分・規格が同じものとして薬価収載されている銘柄については「同一価格帯に定められた複数の銘柄」と位置づけた。その上で、価格交渉において同じ価格帯内の複数銘柄をまとめた価格で交渉・合意し、契約を交わす場合でも複数銘柄ごとに同じ額で単品単価契約したものと見なすこととした。ただ、あくまでも従来の1品ごとの単品単価契約を進めていくことが原則としている。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術