【新製品】ムンデシンカプセル新発売‐ムンディファーマ初の抗癌剤 ムンディファーマ

2017年05月31日 (水)

 ムンディファーマは、再発・難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)を効能・効果とするプレンヌクレオシドホスホリラーゼ(PNP)阻害剤「ムンデシンカプセル100mg」(一般名:フォロデシン塩酸塩)を世界に先駆けて新発売した。PTCLの適応では初の経口剤で、国内癌市場への参入を果たした。

 同剤は、PNPを阻害することで細胞内に2-デオキシグアノシン三リン酸を蓄積させ、アポトーシスを誘導し、T細胞由来の腫瘍細胞の増殖を抑制する。

 PTCL治療は、数種類の抗癌剤を組み合わせて併用するCHOP療法後の標準的な二次治療が確立されておらず、患者の多くが造血幹細胞移植の適応とならない高齢者であるため、治療選択肢が限られていた。

 同剤は、単剤療法として使用できる経口剤であり、持続点滴、入院、頻回通院などの必要がなく、患者負担の軽減が見込まれる。

 営業体制としては、MR40人と学術担当10人で、血液内科にプロモーションを行う。同剤のPTCLの適応では、注射剤でも申請している。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術