ライフサイエンス企業向けにITソリューションを提供するシステムベンダー「アリスグローバル」は、医薬品開発段階の臨床試験、薬事関連から上市後の安全性管理までの製品ライフサイクル全体のシステムを統合した「アリスグローバル・LifeSphere」の販売を開始した。従来までライフサイクルの各部門で独立したシステムを提供していたが、一つのクラウドで全体の情報共有が可能となったほか、既に導入している他社システムとの統合、機械学習機能「コグニティブ・コンピューティング・プラットフォーム」によるプロセス管理の自動化を実現している。
アリスグローバルは、米国発のクラウドシステムベンダーで、臨床試験や市販後の医療情報の各種業務向けにプロセス管理システムを提供している。特に安全性情報管理に強みを持ち、日米欧医薬品規制調和国際会議(ICH)の副作用報告の形式(E2B)が2019年3月までにR2からR3形式に移行しなければいけない中で、業界に先駆けてR3に完全対応した安全性情報管理システム「ARISj」の新バージョンをリリースしている。
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