国立循環器病研究センターは7日、2016年度の業務実績の自己評価を、厚生労働省の国立研究開発法人審議会高度専門医療研究評価部会に提出した。8評価項目のうち、「担当領域の特性を踏まえた戦略的かつ重点的な研究・開発の推進」など2項目に5段階評価で2番目に高い「A」をつけた。
担当領域の特性を踏まえた戦略的かつ重点的な研究・開発の推進については、現在の治療法よりも患者の負担が少ない方法で脳動脈瘤の治療ができる医療機器「多孔化カバードステント」の医師主導治験を開始。また、人工知能を使用し、電子カルテのSOAPの記載内容から胸痛、浮腫といった症状の有無を抽出するプロジェクトをスタートしたことなどから、「A」評価をつけた。
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