先進国では世界的に踊り場を迎えつつある医薬品市場で急激に成長している海外バイオベンチャー。特に希少疾患を中心とするアイルランドのシャイアーと米セルジーンは、2017年中間期売上が二桁増収で折り返すなどその筆頭格といえる。米バイオジェンも血友病領域を分社化したが、それらを除いた売上で前年同期比15%成長を達成しており、勢いは止まっていない。
ベンチャーから世界的な製薬企業に脱皮した企業の成功事例といえば、米ギリアドサイエンシズと米アムジェンの2社。両社ともに年間売上200億ドルを超え、ギリアドは世界トップ10の仲間入り、アムジェンは20位以内に食い込んできている。
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