TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【富士フイルム】ヘルスケア、19年度に5000億円‐再生医療を含め黒字化狙う

2017年09月01日 (金)
古森会長

古森会長

 富士フイルムは、2017~19年度の3カ年中期経営計画「VISION2019」を発表し、ヘルスケア部門では19年度に売上高を16年度比30.2%増の5000億円、営業利益を3.2倍の400億円とする事業目標を掲げた。特に医薬品売上では約1000億円まで成長することを見込み、まだ投資段階にある再生医療事業をカバーすることで、医薬品と再生医療の合計で黒字化を目指す。古森重隆会長は8月30日、都内で会見し、「先行投資と(その他の事業との)あらゆる収益のギャップが大きい医薬品事業が経営の足を引っ張っているが、収益をかなり良化させるメドが立っている」と意欲を示した。

 同社は、医薬品、バイオ医薬品製造受託(CDMO)、再生医療を未来の成長の柱と位置づける。医薬品事業では、アルツハイマー型認知症(AD)と癌領域に注力する。ADの要因と考えられているアミロイドβ(Aβ)を可視化するPET検査用放射性医薬品の販売を開始したのを皮切りに、画像解析技術を応用した軽度認知症患者の診断ツール、第III相試験を準備中のAD治療薬「T-817MA」などの開発を加速させ、ADの予防・診断・治療のトータルヘルスケアカンパニーを目指す方針だ。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術