連携記念大会で報告

分科会の演者
兵庫県薬剤師会と兵庫県病院薬剤師会の連携実現1周年を記念した大会が8月27日、神戸市内で開かれた。昨年4月に兵庫県病薬の全ての会員が兵庫県薬に入会して連携を実現。今年度から兵庫県薬は、各地域単位での薬局薬剤師と病院薬剤師の交流促進に取り組んでいる。大会の分科会で各演者は、それぞれの地域における連携状況や病院の連携事例を報告。講演会の共催や顔を突き合わせた交流が活発になっていることが示された。
田中一穂氏(兵庫病薬常任理事)は、両会の連携強化に伴って各地域で講演会や研修会の共催が大幅に増えたほか、薬局と病院間の情報共有が進んでいると報告。田中氏が所属する西播地域では従来の連携に加えて今年度から薬局薬剤師と病院薬剤師が協力して、薬学生を対象にした災害医療実務実習のトライアルを開始したと語った。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。