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“メタボ”ばやり

2008年03月12日 (水)

◆都道府県などの自治体や健康保険組合といった保険者に、この4月から特定健診・保健指導が義務づけられ、実施されることから、いまや世の中、“メタボ”ばやりの様相を呈している。酒の席でも話題に事欠かない。「揚げ物を食べると太る」「お前のウエストはもうメタボだ」などなど
◆小太りの世のお父さんたちは、戦々恐々としているのではないか。特定健診でメタボと判定されたらどうしよう。どんな指導が待っているのか。どんな運動を毎日課せられるのか。意志が弱いから、そんなことは続けられないし、運動をやめて太ったままだったら……。各保険者はそれなりに広報しているだろうが、世の中の騒ぎによって、なかなか本当のことは分からない
◆こうした騒ぎの中で一つのメリットといえるのは、メタボに心当たりのある人が、自分の日常生活を顧みる時間ができたことではないか
◆今回の取り組みで最大の焦点は、メタボとされた人の生活習慣をいかに改善していくかということ。食事と運動の特定保健指導を受けてから、自分だけでそれを続けていけるのか。該当者の動機づけが最大の問題となる。



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