◆いま都府知事の行動・言動をめぐる話題がテレビや新聞紙上を賑わせている
◆東京都議会では、新銀行東京の融資焦げつき問題に関して、石原知事に対し厳しい追及が行われ、それが連日報道されている。知事の責任を糾弾する矢継ぎ早の質問も、今のところ慎太郎節で難なくかわしているように見えるが、ことは税金投入問題であり、都民の納得が得られない筋道では、行政のトップとしての責任を問う声が噴出することは必至であろう
◆一方、大阪府では、橋下知事による発言を議事録から削除する事案の発生が3回目となった。同一議会で3回の発言削除は、極めて異例のことだと報じられている。「仏の顔も何とやら」というが、やり手と言われる人の放言は政治の常だが、発言一つで閣僚の首が飛んだ事例が一つや二つでないことも事実である
◆こうしてみると、責任あるポジションにいる人の行動や言動は、一般人に比べて格段に重いことは明白だ。医薬品業界に限らず、全ての産業と、医療界、行政において重い責務を負う人たちは、慎重な上にも慎重に、発言、行動することが求められている。
地位と責任
2008年03月14日 (金)
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